Netflixドラマ「極悪女王」最終回/第5話（9月19日放送）では、ついに千種との髪切りデスマッチが始まります。
プロレスラーになりたいと強く夢見た少女・松本香。
キラキラ輝くプロレスラーではなく選んだのは悪役レスラーの道。
そして千種もまた、ダンプ松本との決着を付けたいと望んでいました。
極悪女王ネタバレ最終話！因縁の髪切りデスマッチで勝負の行方はどうなるのでしょうか。
極悪女王ネタバレ最終回！
正統派プロレスラーとしての成功にあこがれながらもクビ寸前だったダンプ松本（ゆりやんレトリィバァ）。彼女は悪役に転身する。
クラッシュギャルズとして日本中のスターへかけ上がる長与千種（唐田えりか）、ライオネス飛鳥（剛力彩芽）ら仲間たちとの友情と戦い。
さまざまな代償を抱えながら日本史上最も有名な〝ヒール〟に成り上がっていくさまを描く。
ジャッキー佐藤に憧れ「優しすぎて悪役には向かない」と言われた一人の少女・松本香.。
国民的アイドル・長与千種vs全国民の敵・ダンプ松本との伝説の一戦“敗者髪切りデスマッチ”までの苦悩が描かれます。
7話冒頭
記者会見でダンプVS千種の「敗者髪切りデスマッチ」が発表されました。
記者の「壮絶な戦いになると思われるが、千種さんも反則を辞さない覚悟で？」の質問に
「反則ばかりするこんな奴には負けない」と、言い放ちます。
その言葉に、ダンプは会見の場であるにもかかわらず暴れまくります。
後輩のブル中野は、養鶏場に赴き生きてる鶏を買ってこいとダンプに言われていましたが、生きたままでは買えませんでした。
その裸の丸鶏をブル中野から受け取ったダンプは、お前はチキンだ！と言い、はさみで鶏をめった刺しし、最後には首をちょん切ってしまいます。
負けが決まってる試合
ダンプは真っ赤な新車のフェアレディZ買い、その車に乗って国俊に事務所に来ました。
そこで、言われたのは【今回の髪切りデスマッチはダンプが負けろ】という事。
大きなお金が動いてることを、ダンプ松本も知ります。
そしてダンプは国俊に【わざと負けて金銭を支払うための念書】を書かされます。
一方千種は、クラッシュギャルズとしてテレビに引っ張りだこでした。
テレビのどこを付けてもクラッシュギャルズ。
因縁の髪切りデスマッチで勝負の行方は？
ついに、あの有名な二人の敗者髪切りデスマッチが始まってしまいます。
極悪同盟のメンバーと共に、竹刀を振り回し威嚇しながら入場します。
千種は、紋付き袴を着て馬に乗ってド派手な入場。
歓声は千種コールが鳴りやみません。
そして、リングに立ったところダンプ松本が二人います。
それにどうなってるんだと抗議する千種陣営と極悪同盟陣営が小競り合いを始めます。
これは、ダンプの演出だったのでしょうか。
千種よりも役者が上だということを見せつけたいのではと国俊は語ります。
ダンプは鎖を振り回し、一方的に千種を攻めます。
そうすると、フォークを取り出しダンプは千種の頭に突き刺します。
会場は千種コールが鳴りやみません。
はさみで頭を突き刺し、狂気の攻撃が止まりません。
あまりにも悲惨な光景に、会場は戦慄します。
両者とも血だらけで、死を感じさせました。
試合はなかなか中断されません。
もう収集が付かず、千種の命の危険を感じたライオネス飛鳥はリングにタオルを投げ入れます。
ですが、その投げ入れられたタオルは千種によって投げ返されてしまいます、あきらめていないのです。
ダンプの攻撃により、千種はノックアウト。
長与千種は、髪切りデスマッチに敗北しました。
血だらけのリング上で、長与千種が丸坊主に！
会場は悲鳴の嵐。
千種は、リング上の椅子に座らされてバリカンで髪を剃られます。
血だらけで号泣する千種に容赦なくバリカンを入れるダンプ。
ロープに千種を引きずり出し、観客に見えるように髪を剃ります。
千種陣営も、極悪同盟陣営もこの異様な光景に戦慄します。
かつては一緒に切磋琢磨した仲間がここまでの試合をすることに、何の意味があるのかを考えたのではないでしょうか。
千種は、泣きながらライオネス飛鳥に頭にタオルを被せられて、会場を後にします。
会場の外には、千種の両親が。
血だらけの千種を母親は「ごめんね」と抱きしめます。
親子はここでやっと和解できたのでしょうか。
長与千種の気持ち
丸坊主となった千種は自宅で過ごしていました。
そこにライオネス飛鳥がまた練習しようと訪ねてきます。
ですが、卑屈になってしまった千種に飛鳥の声は届きません。
そして、ライオネス飛鳥はクラッシュギャルズを解散しようと決意します。
そのことを話したのは、先輩のジャガー横田。
すると、そのジャガーも引退を考えていると言います。
ジャガーのチャンピオンベルトを取るために必死に頑張ってきたライオネス飛鳥は寝耳に水。
千種もジャガー横田もプロレスを離れようとすることに、飛鳥もショックを受けて泣き崩れてしまいます。
ダンプ松本の父親が、病気のため今夜が山だと連絡を受けます。
その一報を受け、落書きされた真っ赤なフェアレディZに乗り病院に向かいます。
病院で母は、「おめでとう香」とねぎらいの言葉を掛けます。
あんな試合をして怒ると思っていたダンプは驚きます。
ですが母は、「あんたがどういう子なのか知ってるから。あんたなりに考えた試合だってことも」と話します。
ダンプにとってどれだけ嬉しかった言葉でしょうか。
父の危篤で感情も入り乱れる中医師から告げられたのは、「手術は成功です」
死ぬんじゃねえのかよ！！
そしてそのタイミングでジャッキー佐藤が、新設された別団体から復帰することが決まりました。
ダンプ松本の引退と千種の移籍
ダンプは、夜中に事務所を訪れます。
いろんな思いが駆け巡り、千種と新人時代を過ごしたリング下をのぞきます。
すると、人影を感じ見てみるとそこには千種の姿が。
あの頃のように二人で寝そべり、また髪切りデスマッチの再戦が組まれるらしいことを話します。
「いつまでやらされるんだろう」二人は同じ気持ちだったのではないでしょうか。
千種は、何で憎みあいながらプロレスやらなければいけないんだろうと話し、ダンプはなぜプロレスをするのかと聞かれると強くなりたかっただけだと語ります。
「うちらホントに強くなれたとやろか」
一度は塗りつぶした新人寮のベット下の長与千種と松本香の名前はまた、ジャッキー佐藤の隣に並びました。
次の日、試合後の休憩室で、ダンプ松本は取材を受けます。
そこで、突然「ダンプ松本は引退します」と会社を通さずに話したものですから、上とは大揉め。
ジャパン女子にお金を積まれているのか、来年まで試合がびっちりだと社長に詰め寄られるダンプ。
そこで、ダンプ松本が話したのは、「ダンプを降りようと思っただけだ」と話します。
その同時間帯に千種も、ジャパン女子へ移籍するために会社を通さずに記者会見を行います。
事務所からその会見を見ていたダンプは、いつもの極悪非道な雰囲気ではなく、素の松本香でした。
引退試合はクラッシュギャルズ戦
ダンプ松本の引退試合は、クラッシュギャルズとの対戦です。
極悪同盟の大森ゆかりと共にリングに上がります。
試合はいつものように、一斗缶で殴ったり椅子で殴ったり大変な試合となります。
フォークで頭を突き刺したり、髪切りデスマッチの時のようにみんな血だらけです。
誰でも彼でも殴り、見境なくいつも通りに暴れまくるダンプを怒鳴りつけたのは、同期のライオネス飛鳥。
「おいダンプ！！お前が最後にやりたかったプロレスはこれかよ！」
その言葉に、ダンプ松本は少し涙を浮かべています。
ダンプは、「お前らにホントのプロレスを見せてやる！」
「長与来い！お前とは敵だけじゃ終われないんだ！！」と自分の思いのたけを伝えます。
千種もそれに答え、「ダンプ最後に一度だけ組んでやるよ！お前と！」
最後の試合は、クラッシュも極悪もない、同期55年組にしか見せられないプロレスです！
止める松永国俊もレフェリーも場外に出してしまったので、レフェリーがいません。
そこで、名乗りを上げたのはコチラも同期のクレーンユウです！
「ダンプ松本はもう終わりだ、松本香で戦う」
場内の盛り上がりは最高潮！
しかも、反則ばかりしていたダンプがクリーンファイトをしているではありませんか。
もうダンプ松本ではなく、松本香。
自分のやりたかったプロレスをやっと出来るようになったんですね。
そして一人の少女が会場にやってきます。
ですが、チケットは持ってないという。
社長は、特別にちょっとだけ見てっていいと言い会場に招き入れます。
その少女は目を輝かせ、リングを見ています。
その姿は、プロレスに憧れた、かつての松本香のようでした。
極悪女王最終回感想！
今回の展開は、髪切りデスマッチからダンプ松本の引退試合まででしたね！
髪切りデスマッチの壮絶さは気持ちはえぐられるほどでした…
実際の試合も見ましたが、ほぼ完全再現でした！
今じゃ考えられないファイトスタイルですが、当時は悪役がいて光もあって。
人気は光の方があったけど、悪役がいなければ輝けませんよね。
ダンプ松本と長与千種、同期達の絆が切れていなったこともとても感動しました
ヒールとして戦い続けたダンプ松本が、本当にやりたい試合が引退試合でしか出来なかったというのも切ないですね…
いもここれで最終回なんて信じられない！もっと見たかったです～！！
極悪女王ネタバレ最終回！因縁の髪切りデスマッチで勝負の行方はまとめ
今回は、極悪女王ネタバレ最終回！因縁の髪切りデスマッチで勝負の行方は？をテーマにお届けしました。
壮絶なデスマッチを終えて、これ以上やりたくないスタイルでプロレスを続けられない二人は新しい道に歩みだしました。
キャスト陣も豪華で注目された極悪女王！
ついに配信となり、完結しました！
おもしろくて、一気に見切ってしまう方が続出しましたね！
ダンプ松本と長与千種は違う道に進みますが、自分のやりたかったプロレスを最後にやることが出来たことが救いだったように感じます！
