Netflixドラマ「極悪女王」第1話(9月19日放送)では、何者でもなかった一人の少女「松本香」のちのダンプ松本の壮絶な生い立ちにスポットライトが当たります!
プロレスラーになりたいと強く夢見る少女・松本香。
プロレスラーの夢を掴み取ろうと必死に努力するものの、会社からも父親からも虐げられる香。
そして自分の居場所を見失っていきます。
今回は、極悪女王ネタバレ1話と、感想をお届けします!
ダンプ松本が悪役になった理由は家庭環境だったのでしょうか?
極悪女王1話ネタバレ
正統派プロレスラーとしての成功にあこがれながらもクビ寸前だったダンプ松本(ゆりやんレトリィバァ)。
彼女は悪役に転身する。
クラッシュギャルズとして日本中のスターへかけ上がる長与千種(唐田えりか)、ライオネス飛鳥(剛力彩芽)ら仲間たちとの友情と戦い。
さまざまな代償を抱えながら日本史上最も有名な〝ヒール〟に成り上がっていくさまを描く。
冒頭は、黒いリップとマッキーでメイクするダンプ松本が映し出されます。
幼少期の松本香
香はビール瓶を集めて返却料を貰います。
妹の広美と一緒にお菓子を食べながら、学校から帰宅します。
母は家で仕立ての仕事をしています。
ご飯をつまみ食いしたり微笑ましい日常が移りますが…
突然家がガタガタと揺れ始めます。
あるトラックが看板をなぎ倒し乱暴に家の近くまで入ってきました。
すると母は、
「給食費…!」と言い、香に給食袋を隠させます。
父親が返ってきたのです。
父はお金にルーズで、母の稼ぎを奪ってまた出ていってしまうのです。
「このろくでなし!」と母が叫びます。
これが松本家の日常なのです。
香は、母とバスに乗って出かけます
なんと父は別宅があったのです。
しかも赤ん坊までいたのです、そしてその子の名前は「香」
あまりのショックに香は大雨の中、1人走り出してしまいます。
プロレスへの憧れ
大雨の中走り続けた香は、ある駐車場で盛大に転んでしまいます。
近くにいた男性に救急箱があるからと中に誘導されます。
香が入ったその場所は、女子プロレスラー達が練習する体育館だったのです。
のちにビューティーペアとして一世を風靡する、新人時代のジャッキー佐藤です。
そこで、香は心を動かされ、「がんばれー!!」と叫び、現代の松本香へと場面が移ります。
1979年、香はジャッキー佐藤の親衛隊になっていました。
はっぴを着て、うちわを持って、試合を観戦し応援します。
熱狂的な応援団が黄色い声援を送ります。
パン屋への就職
家に帰ると母は、裁縫で何かを縫っています。
広美は「お姉ちゃんおめでとう!」と言い、香は訳がわかりません。
母が香の就職先として、知り合いのパン屋への就職を決めていたのです。
高校生の香は、あの時からプロレスラーに憧れ続けていました。
ですが、オーディションに参加し、プロレスラーになりたいことを打ち明けることが出来ませんでした。
そんな中ビューティーペアが引退試合をすることになり、その試合会場焼きそばを売っていたで松永四兄弟の三男で、社長を務める松永高司と出会います。
松永は親衛隊である香の事を知っており、【プロレスラー募集】の張り紙を香に渡します。
「オーディション受けてみるか?スクワットはしとけよ!」
香は「オーディションは受けない、就職が決まったんだ」と断ります。
そうすると松永は「いいじゃねぇか!結局は好きに生きたもん勝ちだ!」と話します。
試合はジャッキー佐藤の勝利。
そして香は就職先のパン屋へと向かうのです。
女子プロレスのオーディション
パン屋の初出勤日が新人女子プロレスのオーディションでした。
その勤務中に、父の別宅の妻と鉢合わせしていまいます。
そこで、父はもう追い出されたことを知ります。
「あんな奴忘れて、好きに生きた方がいい」と言われます。
その言葉に香は自分は何をやっているんだろうと、気づかされます。
一方オーディション会場では、のちに香と関わる事になる人物たちが審査されています。
そこに香は、仕事着のまま汗だくで走って会場につきます。
ギリギリセーフでオーディションに参加できることになり、いつも焼きそばを売っている松永が社長だという事に初めて気づき、とても驚きます。
香は勢いでオーディションに参加するのですが、全く練習していませんので何もできませんでした。
そして、あたりも暗くなった頃に帰宅します。
香が仕事を抜け出したことはすでに母と妹の耳にも入っています。そこでやっと打ち明けることになるのです。
「私プロレスラーになりたい!!」
怒られると思っていたのに、母は怒りませんでした。
「一緒にご飯食べよう」
過酷な練習
本格的に全日女子プロレスの練習が始まります。練習を監督するのは松永俊国です。
同期達がテストをしていく中、香と長与千種は劣等生。
体当たりで挑みます。
そして香はテストに落ちてしまいます。
過酷な練習についていけず、半数が辞めてしまいました。
そんな中、北村(ライオネス飛鳥)は同期の中でも才覚を表し、めきめきと腕を上げていきます。
香が、夜間にこっそり練習しようと事務所に入ると人影が。
なんと、同期の長与千種がリングのしたに住んでいたのです!
上京資金が底をついてしまい、お金が無かったようです。
そこで香と千種は仲良くなっていきました。
父の帰宅
練習を終えて家に帰宅すると、見覚えのあるトラック。
父親が久しぶりに帰ってきていたのです。
家に入ると険悪な空気、そしてまた住み始めると言います。
父の帰宅の理由は金の無心でした。
「プロレスは金にならない、デブが水着着て戦って何が面白い」と、香の大好きなプロレスを馬鹿にします。
そんな父の心無い言葉に涙を流す香。
「そうやってすぐ泣きだすやつが、プロレスとか笑わせんじゃねえ」
その言葉に反論したのは、母でした。
「香は弱い人間なんかじゃない、弱い人間は女子供から金をむしり取ることしかできないヤツだ」
そう言った母を殴り、妹を突き飛ばしたことに怒った香は、父親を突き飛ばします!
すると壁にぶち当たり、古い家の2階の壁が崩れてしまい、父親が下に落下してしまいました。
事件になっては困ると思い、母親は香を逃がします。
行くところのない香は、事務所のリング下に住んでいる千種のところへ向かいました。
「うちら強くなるしかなかとばい」
プロテスト
そして、プロテストが始まります。
何度やっても諦める癖がついてしまう香に、「やり返せ!このまま終わるのか!」と松永俊国に叱咤されます。
千種との対戦で、顔を負傷した香は鼻血を出してしまいます。
その瞬間、何かが乗り移ったかのように松永俊国を突き飛ばし、千種に向かって攻撃を始めます。
「バカにすんな!バカにすんな!」と溜まっていたフラストレーションが爆発し、千種を殴り続けるところで第1話が終わります。
極悪女王1話感想
今回の展開は、幼少期の松本香がダンプ松本への道を歩むことになる重要な回!
若き頃の松本香はとても温厚で優しい女の子だったんですね・・・!
母の事が大好きで、プロレスを純粋に愛している少女。
憧れて入った世界は厳しく、でも懸命に立ち向かう姿に心を打たれました…!
剛力彩芽さんや、唐田えりかさんの肉体改造や体当たりな演技もプロ魂を感じました!
極悪女王ネタバレ1話!ダンプ松本が悪役になった理由は家庭環境?まとめ
今回は、極悪女王ネタバレ1話!ダンプ松本が悪役になった理由は家庭環境?なのかをテーマにお届けしました。
ダンプ松本の生い立ちから始まり幼少期から、入門してからの壮絶な場面が繰り広げられて、2話をすぐにでも見たくなってしまいました!!
そして次回からは、若手時代の苦悩や葛藤がより鮮明に描かれていきます。
何かが吹っ切れて覚醒していく香はこの後どうなっていくのでしょうか?
今この時代でも女子プロレスが愛されているのも、当時からリスペクトを持ってプロレスに取り組んでいた彼女たちのおかげですね。
ダンプ松本と長与千種との関係性が、物語全体にどのような影響を与えるのか、目が離せません。